健康とかの話

「余分な力を抜くこと」はとても大切です。

整体という健康について日々考える仕事をしていて、同時に空手の指導をしていると、とても二つがリンクした良い関係になっていくのを感じます。

健康は特に私の仕事の場合、筋肉と骨格のバランスを見る仕事なので、どういう時にバランスを崩すのかを知ることで空手に生かすことが出来ます。
またどういう状態の時にバランスが崩れていくかを知ることで、空手の動きをどう改善すれば健康になれるかも考えることが出来ます。

具体的に言うと、神経の反射を利用して相手を制していこうとすれば、極力力を抜くことが最大のコツになるのです。
そして力を抜いて動くと、身体を壊すような動きを自然としないようになり、どんどんと体の状態が良くなっていきます。
血液の流れが活性化して、力まないで動くことで筋肉の疲労がたまりにくく抜けやすくなります。
力を抜いた動きは一種気功や太極拳やヨガに通じるものがあるように感じますが、なぜなら力んで力いっぱい動いたときに比べ動けば動くほど身体が柔らかくなるように感じ、気持ちまでさわやかになるからです。

これはいわゆる「柔の動き」ということではなく、剛も柔も実は余分な力が入っていないという意味ではやはり脱力をコントロールできるように訓練することは極みに達するためには必要不可欠であると考えています。

今回新しく私の教えている空手のホームページを自作してみました。
恐らく他とは少し毛色の違い、整体から見たコツを沢山教えてもらえる面白い空手道場だと自負しています。
何か身体を動かしたいなと思っている方がいましたら、ぜひ一度覗いてください。
見学も自由に見て行ってください。特に水曜日と土曜日がオススメです。

また当ホームページ内にもブログがありますので参考にしてみてください

股関節から様々な症状が起こる!?

股関節整体についてお問い合わせが多いので、なぜそんな整体メニューを作ったのかを話していきましょう。

世の中には星の数ほどの整体テクニックがあります。
頭蓋の関節・肋骨・足の関節・肩甲骨など様々な関節に対して、ゴッドハンドなむつかしいテクニックが氾濫しています。

ですがそのどれもが、基本的に一か所の歪みから異常が来ている!としたら、そこを見なければ良くならないということになりますね。
その一か所が股関節の歪みなのです。

人間はたった二本の足で立っています。
その二本の足が、股関節で骨盤に接続されています。
ですが悪い生活習慣、つまり間違った動き方のクセや、座ったりかがんだりなど長時間同じ姿勢を続けることによって股関節の筋肉が硬くなり、骨盤を引っ張ると、骨盤が前や後ろに倒れてしまって固定してしまいます。
骨盤の上に乗っている腰の骨は傾きを補正するために、ねじれたり曲がったりして「重力」の上で縦長の体を倒れないようにバランスをとっている姿勢が、簡単に言うと身体の歪みなのです。

そう考えると股関節をしっかりとほぐし、可動域を改善させるのが、健康のためには絶対しなければいけないことなのだということが分かりますね。

さて、股関節の話を少し詳しく解説していきます。

股関節は骨盤の丸くへこんだところに、球体の太ももの関節(大転子と言います)がはまっている構造になっています。
球状なので非常に可動域が広く、本来なら180度以上横に開いたりすることができるのです。
そしてこの関節の周りに、たくさんの筋肉がつながっています。
その筋肉が縮んで引っ張ることで股関節が動き、また外れないように固定しています。
筋肉が自由に緩み、自由に縮むことで、ストレスなくバレリーナやヨガの先生を見たらわかるように、すごい動きが本来可能なのです。

ところが様々な理由でこの筋肉が硬くなってしまい、緩むことが出来なくなるのです。
そうすると、硬くなった筋肉が太ももの骨に向かって骨盤や腰骨を引っ張り、身体が倒れてしまいます。
それが先ほど言った姿勢悪化の原因になっているのです。

そこで股関節を前後左右からしっかりとほぐして、姿勢の悪化をどんどん改善していこうというのが股関節整体なのです。

股関節をほぐすと、一回でも腕が上がりやすくなり身体がまっすぐになっていきます。
筋肉をほぐすことで股関節の位置を正しい位置に戻し、可動域が改善されるので歩くだけでも今までと全く違うことが分かるのです。

もちろん股関節が原因で固まってしまったコリや痛みの原因になっている筋肉や、癒着してしまった組織はそれとは別に施術しなければいけないことが多いので、レギュラーの60分整体ではほかの手技を加えてさらに効果を高めます。
しかしどんな施術をするよりもまず、この股関節の動きを改善することが出来れば、やればやるほど体の緊張が取れて自由で快適な暮らしができるようになるのです。
そこで定期的に、とても手軽に、その割に非常に効果的に体のメンテナンスをするという方のために、この「股関節整体」のメニューが生まれました。

むつかしい解剖の話をするともっと細かく説明できますが、簡単に説明しますとこのような感じになります。
なんとなくでも解ってもらえたら嬉しいです。

何はともあれ、まだの方は是非一度試してみてくださいね。

オイルリンパはご褒美では無い!?

先日お客様から、
「オイルリンパはご褒美としてやるものと思ってました。」
と言われました。

なるほどかなり気持ち良いので、ご褒美としては最高のものだろうと思います。

でもオイルリンパセラピーは、整体と同じ、優れた健康のための施療法だということを知ってもらいたいなと思います。

そもそもオイルリンパセラピーはどんなことを身体に施しているのか?

身体は姿勢が崩れるとあちこちの筋肉が硬くなります。
すると皮膚の下で筋肉を包んでいる膜同士や筋膜自身がヨレたり引っ張られたりしてくっついてしまいます。
長い間くっついていると、癒着が起こって、筋膜同士が剥がれなくなります。
例えばきつい服を着た時のように、動きずらくなってしますのです。

さてリンパ液は、リンパ管という管を通っているものの他に、細胞の間にもたくさん流れています。
これは細胞の間の新陳代謝の際にできた古い細胞のカスとか、バクテリアなどのごみを筋肉の収縮を使ってポンプのように流して掃除をする作用と、栄養を持ってきて滋養する働きがあるそうです。

ところが先ほどの筋膜の癒着が起こると、その間に流れるリンパ液が詰まって流れにくくなります。
流れるための隙間が狭かったりするので、水分もですが、リンパ液に含まれるたんぱく質やバクテリアなどのゴミが挟まり後から来るゴミがさらにたまってきて塊を作ります。
長くそういう状態が続くと、触ってもわかるようなぼこぼこがたくさん体中にできてきます。
水分も流れにくくなるので、むくみにもつながります。
むくめばさらに血管やリンパ管を圧迫して、さらに筋肉も圧迫して、その結果体が重く感じたり、体温調節がうまくいかなかったりします。
そうして何をするのも億劫になり動かなくなるので、どんどん代謝が悪くなって病気にかかりやすくなっていくのです。

当院のメインメニューである整体は、非常に強力にそもそもの体の歪みを無くし、筋肉の緊張を取り、力が入るようにします(と言ってもきついことを身体に施すことはないので安心してください)。
歪みが無ければ筋膜の癒着もできないですし、「軽い」癒着でしたら動くことで自然に剥がれていきます。
もちろん大きい癒着は整体でも剥がしていきます。

ところが体にはちょっとやそっとでは取れない癒着や、ごみの塊がたくさん残ってしまいます。
こっているところだけでなく、それこそ探すと全身に無数にあるのです。

それを丁寧に探して取り除いてしまおうというのが、オイルリンパセラピーなのです。

オイルをうっすらと乗せ、筋肉の隙間を滑らせて癒着を剥がしていきます。
ゴミのたまったところは引っかかるので、それを優しくくずしてからさらに指を滑らせゴミを流していきます。

そうするとリンパ液や血液の流れを妨げるものが無くなり、筋肉も動けるようになります。
身体が軽くなり、全身がポカポカとします。
軽くなるというのは、まるで体重が減ったかのような感覚になるものです。
全身がポカポカとするのは、余分な力みがけえることで最大にリラックスしている状態なのです。

一回では体中の小さなごみまで排除できませんし、そもそも日ごろの生活のクセで身体を歪ませて癒着が起こるのですから、実際何回か来てもらう必要があります。

どのくらいか、通う回数などはその人の状態で変わりますが、だいたい一週間ごとに来れたとして5~6回は来てもらわないと本格的に調子は上がりません。
もちろん毎回どんどん楽になるので、楽しみながら来てもらう方がほとんどです。

スタッフがどこら辺がまだ残ってるので、とか、奥のほうがまだ残ってる感じがするので、とか言うと思いますが、そもそも一回で何年も積み重ねてきたものが簡単に全部取れることはないということですね。
また関節の変形なども起こっていたり、整体事態一回で終わることが無いので、それと併せて相談の上施療を進めていきます。

股関節整体というメニューもあり、軽い症状でしたらそちらとのセットで最大限の効果を得るようにプログラムしていますので、ぜひそちらも体験していただけたらと思います。

結果的には痩せやすい体の状態になりますし、毛細血管の血流も改善しますので肌がきれいになり、筋膜の癒着でできたしわなどは施療する度に薄くなってきます。
美容とは健康とイコールなので、もちろんきれいになるためにという目的でも構いませんが、特に当院では痛みやコリのない、元気な生活のための重要なメニューと考えています。

せっかくですから一回だけでなく、続けるつもりで受けてください。
きっとうれしいことが起こると思います(^^)。

 

狐につままれたような、実によく効く不思議な施療法

世の中実に様々な人がいて、それぞれがすごいアイデアを持っています。
痛い場所を特にいじらないで筋肉の異常を取ったり、テーピングでケガの回復を早め、傷跡まで目立たなくなるほど消してしまったり、難病の回復まで薬や手術なしでやってしまうすごい技術が、日本全国のいろいろな先生方が発見・開発しています。
それらはたくさん勉強をしてそれをもとに試行錯誤を繰り返して完成する、知識の宝物とも言える素晴らしい財産でもあります。

そういった自然治癒力を最大限に引き出すことが出来る施療法の中には、それを勉強したことが無い人が見ると奇跡に思えるようなものもあります。
当院でも使っていますが、仙骨と寛骨のある部分を操作することで全身の慢性的な筋肉の硬結を取り除いたり、経絡というツボのラインをたどって身体を不調から回復させたり、テーピングであっという間に筋肉を使えるようにしたり、筋膜を意識してオイルリンパセラピーを施すことで、どんどん体が別人のように軽くなったり、実に様々な方法を学んできましたが、どれも組み合わせることで素晴らしい効果を生み出しています。
これらは重大な障害を残すような危険をテクニックではなく、それでいてものすごく効果の高い方法なので、受けた方はみなリラックスして気持ちよさそうに眠ってしまいますし、施療後は体の不調が改善して実に嬉しそうに帰ってもらっています。

もともと身体をほぐして軽くするのはお医者さんの仕事ではなく、そういった事は僕らのような整体や、あんま・鍼灸・マッサージの仕事なのですが、最近はお医者さんに肩こりや腰痛の人が行くようになりなんだか良く分からない状態になっています。

ですが当たり前なのですが、お医者様では対応外なので、通って良くなることは基本的にはあまり期待できません。
最近ではテーピングを貼ったり、カイロプラクティックを取り入れたりしてそういったニーズにこたえようとした動きが都会ではあるようですが、まだまだどこでもという訳にはいかないようです。

またお医者さんのやれることは、ある程度医学的に証明されていないとやらないことが多く、実際に有効かどうかよりも一般的に認められた方法を取ることが多いのですが、それでも真剣に勉強して、お客様を本気で何とか治そうと思って試行錯誤して職人として責任を持って取り組んでくれていないと、残念ながら結果はなかなか思うように出ることはありません。

お薬や手術でで良くなるものと、そのほかの方法で良くなるものの区別がもっと広く知れ渡って、お客さんが自分自身でそれぞれ選べるようになることが理想ですが、それはあまりにも人任せでプロとしては情けない限り。
全てのお医者さんやその他健康の専門家が的確なアドバイスができるように、しっかりと勉強してもらえると良いなと思います。

ヒザ神は万病のもと

とあるバラエティー番組で運動神経無い芸人というコーナーがありまして、そこで出てきた芸人の一人が「ヒザ神」ということで大人気なんですが、もちろん知ってる人多いと思います。

私も大好きでその企画は楽しみにしていますが、実は「運動神経無い芸人」には多くの共通点があること、皆さん気づいてるでしょうか?

答えを言うと、膝がうまく使えていないことです。

膝の動きが硬く、膝を曲げると力が入ってうまく動けなくなっています。
もちろん例外もいると思いますが、次に見る機会があったらぜひよく観察してみてください。

運動神経が良いと言われる人も、実はこの膝の使い方が悪いことでケガをしてる人が大勢います。

「運動神経無い芸人」は、致命的なケガをしないように運動音痴になっているのかもしれませんから、ある意味正常といえるのではないかなと思います。

さて、膝の使い方が悪い人は、立ってる姿勢も悪いことが多いです。

どういう姿勢かというと、
膝裏を伸ばして、その突っ張りで身体を支えています。
そうすると片側に重心が乗りやすくなり、身体がひねり肩の高さが左右で違ってしまいます。
写真を撮るとき「右肩を上げて」と言われた経験のある方はだいたい重心が片側に寄っていますが、そういう人は膝がうまく使えないということです。

また歩き方も上手くありません。

見分け方を言うと、
足を前に出すとき、膝よりも先に出ている。
蹴りだすとき、足の指に体重を乗せていない。
歩くときに左右に揺れながらまっすぐに歩くことが出来ない。
膝の間がやたらと開いている。
前から見ると足の裏が良く見える。
後ろから見ると足の裏があまり見えない。または見えていても足が外にひねっている。
そもそもつま先が外に向いたまま歩いている。
下の写真は、ダメな歩き方の参考例です(ヒザ神でなくてすみませんm(__)m)。
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言い出すとキリがありませんが、だいたいこういう人はいずれ膝を痛めたり腰を痛めたりします。
筋肉量が少なく骨盤の広い女性は、首も硬くなり、肩が凝り、自律神経も失調しやすいです。
自律神経が失調するということは、ホルモンのバランスが取れないので、便秘や下痢、胃痛胸やけ、さまざまな生活習慣病にもなります。
また姿勢も絶対悪くなるので、寝ずらくなり睡眠してるのにかえって疲れる人も多いです。

ではどうしてそうなるのか?それが分からないと気をつけれませんよね。

まず上手に体が使えている人、ケガをしにくい人、健康な人は足の指が地面をつかむように立っています。
肩の力が抜けて、首がまっすぐに立ち(体の上に乗るようにという意味でいわゆる「ストレートネック」とは真逆です)内またが軽く締まっています。

歩くときはふらふらと左右に揺れたりしません。
体の真下に足が降り、蹴るときはまっすぐに蹴って、足裏が後ろから良く見えます。
膝が伸びきるような瞬間もありません。
下の写真は、良い歩き方の参考例です(ヒザ神でなくてすみませんm(__)m)。
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立っていても、右や左に体が寄って立つことがあまりなく、膝も少し緩んでいて膝裏が伸びてることなんてありません。

だいたいの人は柔軟性も高く前だけ柔らかい、後ろだけ柔らかいひねるのだけ柔らかいなんて偏りはありません。

そもそも猫背や反り腰なんてこともありません。

指先のまで体重を乗せることが出来るので、膝を曲げるのも楽です。
膝の不調を持つ人は、指に体重を乗せることが出来るように訓練すれば、だいたい予防ができますし、そもそもそのようにすれば痛めていても良くなって来るように人間は設計されています。

ただここで注意点は、ちゃんと歩けない、立てない人は、ほとんどが足の構造が崩れています。
そうすると指に体重を乗せなければいけない場面でも、指の力が入らないために結局指が使えずに終わってしまいます。
これでは指を使うのなんて不可能ですね。

そこで当院では足裏にテーピングをして、崩れた足の構造を矯正してから歩き方や立ち方のアドバイスをしています。アドバイスに従い日ごろの生活を気を付けてもらうことで、足も正常になっていき、いずれテーピングなしでもだいじょうぶになります。
どうしてもカチカチになって力が抜けなくなった身体も、何回か整体をするうちに力が上手に抜けて楽にまっすぐに立ったり歩いたり出来るようになります。

そうすると不思議なくらい身体が動くようになり、運動をしていても実に自由に、今まで感じたことない軽い動きが出来るようになります。

ここで補足ですが、良い姿勢とは力を抜いても楽に立ったり歩いたり出来るものであって、決して力を入れて無理やり作るものでは無いということです。

ムキムキになるような筋トレをしても、残念ですが良い姿勢にはなれません。
そこを間違えないようにしてほしいなと思います。

 

 

お医者さんにも授業できます。

最近「ああそうか」と思った出来事を、今回書いていこうかと思います。

私はキネシオテーピングの指導員(CKTI)の資格を持っています。
これはどんな資格か?というと、お医者さんも含めた全人類にキネシオテーピングを教えることが出来る資格なんです。キネシオテーピング協会という団体の中で最も上の資格だそうで、そう言われると背筋が伸びる思いがします。

さて本題。
あまり言うのもなんですが・・・。
近所のお医者さんで、ひどいテーピングをしているところがあるようなのです。
たまたまそこで貼ったテープをみて、「これ全然ダメなやり方だね。痛み取れてないでしょ?」と訊くとやっぱり変わらないか、もっと痛みが増しているなんて言う答えが返ってくるわけです。
そこで、悪いけど貼りなおすよとテープを剥がして、検査をしてから再びテープを貼りなおすと、全然結果が違うわけです。
そこで良かったねで終わると思ったのですが、結果が出てもなんだか浮かない顔をしている人が今までにもちらほらといました。
どういうことかというと、お医者さんは無条件に正しいことをしていると思い込んでいる人が多いので、そういう人は整体師の私が結果を出してみてもそのうえでこのテープは正しいのかと疑ってしまうわけです。
これはある意味仕方がないのかもしれませんが、とてももどかしく、悔しい思いがあります。

前にも書きましたが、海外は保険制度が日本ほど整ってない国が多く、医療を受けるのはとてもお金がかかります。
ですから本当に信頼がおける、つまりちゃんと治せるお医者さんが人気になって、お金をたくさんもらえるわけです。
そうするとしっかり勉強をして、自分のスキルを磨こうと頑張る先生が増えるわけです。
ところが日本だと、保険を使えば安いという理由で、お医者様だから大丈夫と信じ込み、身体を治せない先生のところにもずっと通う人がいるわけです。
またお薬を貰えば大丈夫と思い込み、実は身体をどんどん破壊していくようなお薬を延々と飲み続けどんどんあちこちが壊れていくなんてこともあるとかないとか・・・。
さらに医師資格は更新制度がないので、本当はそんなことはないのですが、制度的に見て極端に言うと、そんなに必死になって勉強をしなくても良いよということになってしまっているのです。

こういうと、一生懸命やってるよ、とかお前より勉強してるよとか言われそうですが、ではなんで治らない人が多いのですか?と訊きたい訳です。
結局結果が出なければ、どれだけ理屈をこねても全く意味が無く、無駄なプライドにしがみついていると言わざるを得ない、つまり医者として役に立たないということです。

話を戻しますが、キネシオテーピング療法に関しては、本当はどこで貼ってもちゃんと良くなるのが理想です。
理論はしっかりとしていますし、今年はさらにしっかりとしたキネシオテーピングの効果証明を取るために協会が動くということで、エビデンスがさらにしっかりと取られていくそうです。
ですが、最先端ではそういうことですが、残念ですがまだまだ上手にテープを貼れる医療機関が少ないのが現状です。

テープは間違った貼り方をすると、必ず身体は壊れていきます。
また検査もせずにめくら鉄砲で貼ってしまうと、まったく効きません。
さらに痛いところに原因がないことが多いので、どれだけ貼っても貼ってる時だけしか楽になりません。つまり治ることが無いのです。これは絶え間ない勉強と考察をして経験を積む必要があるので、勉強してすぐにわかるものではないかもしれませんが、それでも本当に真剣に取り組んでいる先生でしたらすぐに理解できるようになるはずです。

是非お医者さんには、中途半端はやめて、真剣に最後まで勉強して、私と同じ指導員の資格までとるほど勉強してほしいと思いました。

誤解ないように付け加えますが、お医者さんの中にもしっかりと勉強して患者さんに真摯に向かい合って日々戦っている先生は大勢います。
先ほどの制度の問題で、海外だともっと怠けてしまいそうなものですが、日本のお医者さんは自ら進んで頑張ってる人が多いことを誇りに思っています。
ただそうでない先生たちに、もう少し頑張ってほしいなと、そう思うという話でした。

 

間違えると身体は壊れます。テーピングの話。

先日、テーピングの間違った使用方法を医療機関・接骨院で施されたお客様が来ました。

1人は捻挫をして、固定テープを長期間貼られたことで、別の部分が痛くなった人。
もう一人は全然関係ない場所に、逆に壊れる貼り方をされた人。

最初の捻挫の方についてですが、まず固定テープは基本的に長期間貼るのはおススメしません。
気を付けて貼っていてもどうしても皮膚を引っ張りその下の筋膜を傷つけることから、ケガをしていないところまで炎症が起こるようです。
スポーツや仕事などで一時的に固定してこれ以上壊れないようにするのには有効ですが、長時間貼るのは回復の邪魔になることから、良くないということを知っていると良いです。
当院では、こういった場合、同じテープと名前がついていますが実は全く別の機能をもった「キネシオテーピング」という方法を使います。
「キネシオテーピング」は伸縮性のある特殊なテープを使うテーピング法です。
血行を回復させ、破壊された繊維は保護し、筋肉を正常に使えるようにすることができるので、スポーツ選手を早期に復帰させています。
先ほどの捻挫のお客様も、このテーピングをすることでバトミントンの試合に無事出ることが出来、しっかりと勝ってきてもらいました。
プレイ中は「全く痛くなかった」そうで、ケガしてからしばらく経っていたこともあったのですが本当に良かったです。
そのお客様は現在テープの交換と筋肉のほぐしをしに何回か通ってくれていますが、テープをしている限りうっ血もなく、かなり楽になっているようです。
診察は病院に行ってもらい、近く「完治」と太鼓判を押してもらえそうです。

つぎに「全然別の場所」に「かえって悪くなる」貼り方をされていた人についてです。
その人は急性腰痛になり、接骨院でキネシオテーピングをされていました。
基本的にキネシオテーピングを習った人は、どの場所に貼るか、いくつかの決められた検査をしてから貼るように指導されます。
ところが検査を一切せずに、腰痛だからと単純に腰に縦に貼っただけのものでした。
あとで書きますが、実はその場所は今回の腰痛とは一切関係ない場所でした。
さてキネシオテーピングを使い筋肉を正常に機能させるのであれば、基本的に貼る場所の皮膚をストレッチしてテープは引っ張らず貼るのが約束です。
これは皮膚が伸びた状態をテープによって保持し、その部分が縮んだときに皮膚が持ち上がることで炎症の熱で癒着した皮膚と筋肉を剥がし、正常な状態に戻していくという仕組みを使うからです。
ところがそのテープは実にしっかりと引っ張ってあって、かえって皮膚の下に圧迫を起こし、筋肉が脱力して腰を支えることができなくなるような異常な状態にしてしまう、つまり益々壊れるように貼っていたのです。
このお客様は、以前から当院を利用していたのですぐにおかしいと感じ、その日のうちに来院されたのです。
検査をしたところ、この人の異常は骨盤と脚をつなぐいくつかの筋肉の付け根と脚の関節に異常があることが分かり、そこにキネシオテーピングを貼ったところ、痛みが大幅に緩和し、動きにも大幅な改善が見られました。
それから現在、数回通ってもらってますが、痛みは回復に向かっていて、そのうちテープ無しでも大丈夫になりそうな状態になっています。

このように、日本では特に医療関係などの専門家と呼ばれる人のテーピングに対する勉強不足が目立つようです。
キネシオテーピングをアメリカなど海外でセミナーを開いている方から聞いた話ですが、海外のほとんどは日本のように保険制度がしっかりしていませんから、医療費が高く、良くならない医者はなかなか商売ができません。だから必死で勉強するそうです。
日本は一度医師免許を取ると基本的に死ぬまで更新もなく、卒業後お客さんを治すような勉強をしなくても医者を名乗れるということも問題点だと聞きました。
アメリカでは年に20時間勉強をすることが義務化され、できなければ医師資格を失うことになるそうです。

これは国の制度の問題によるところが多く、お医者様のせいではないかもしれませんが、患者様はお医者様などの医療機関に良くなりたくて行ってるのですから、ぜひしっかりと勉強をして、ちゃんと治せる人が増えると嬉しいと思います。

緩めるだけでは身体は楽にならない。

私はほぐしで身体を整える整体をしています。

ほぐしとは、簡単に言うと硬くなった筋肉を正常な柔らかい状態に戻すことです。
それによってあちこちの引っ張りが消えて、自然とまっすぐになるという理屈です。

筋肉が硬くなるということは、その場所が縮んで反対側を引っ張っているということです。
すると引っ張られた筋肉はだんだんと伸びてしまい、力が抜けてしまいます。

無理なストレッチをすると、引っ張られすぎて筋肉がダラダラになって力が入らなくなることがあります。
あれは伸ばされすぎると伸びすぎ防止のセンサーが壊れてしまい、力を入れるための機能が破壊されることから来ます。

そういうことで、あまりに長く硬い部分を放っておくと、反対側が伸びてしまい、せっかくほぐしても力が入らないのでバランスがとれず、結局良い姿勢にはならないということです。

これがタイトルの「緩めるだけでは身体は楽にならない」ということの理由です。

整体やマッサージなどの手技では伸びて脱力した筋肉を、何とか使えるようにすることができる人はそんなに多くありません。

私も緩める手技はたくさん知っていますが、緩んでダメになった筋肉を回復する主義はそんなに多く知りません。
またたとえ緩んだ筋肉を回復させたとしても、あくまで一時的で、すぐに戻ってしまうことも知っています。

そこでそういった脱力した筋肉を簡単に正常に機能させる、私が知りうる限りで最高に効果があり、すごく有効な方法を教えます。

それは「キネシオテーピング」を使うことです。

キネシオテーピングは、筋膜をリリースし、神経をほんの少し刺激することで、
〇力が入るようにする=伸びすぎた筋肉を正常に反応させる
〇力みを取る=硬さを取る
〇痛みを緩和する
〇血液・リンパ液などの体液の循環を正常にする=ほてりや部分的な冷えを取る
ことができます。

詳しくはセミナーなどを受けてもらうとして、想像以上に様々な効果が狙えます。
今回のお話のなかでは力が入らなくなった厄介な状態にも効果があり、「伸びきった筋肉を正常な状態にもどす」ことも可能なのです。

ですので当院ではこのキネシオテーピングを良く貼ります。
その効果を知ると、みんな自分でも貼ろうと貼り方を聞いてくれます。
私は何も惜しまず、自分で貼れる所は教えるようにしています。

ですから、当院のお客様の多くは、とても貼るのが上手になっています。

来年以降、このキネシオテーピングのセミナーをたくさん開きたいと思っています。
テキストも協会の作った、かなり良いものがありますし、テープもセミナー代に入ってますのでしっかりと練習もできます。
また開催することになりましたら、このブログなどでお知らせしますので、たくさんの人に来てもらいたいなと思ってます。

 

なぜ姿勢がゆがむのか?根本的にそれが分からないと良くならないんじゃないの?

さてさて、なぜ姿勢がゆがむのか?

今回はその話をしていきましょう。

これには諸説あってどれが本当だとはっきり言えないかもしれませんが、当院でやってみての事実を一つ。

ずばり足の裏にテープをすると、いきなり姿勢が良くなりだす人が多いです。

これはどういうことかと一番下が歪んでいれば、上も歪むということなんです。
歪むという感じは、家なんかを考えると分かり易いかもですね。

何本かある柱が、立った一本だけ 地面から離れていたとします。
そうすると最初は気にならなくても、日を追うごとに家の重みでそちらに傾いてきます。
壁が割れてきて床が斜めになり、くらくらめまいがすることも。
そこでジャッキで上げて柱の長さを調整します。
そうすると傾きが無くなるので、壁がそれ以上割れなくなるし、めまいも止まりますね。
壁だけの修復だけではどうにもならないのはすぐにわかると思います。

それと同じです。
ただ身体は、どこかが歪んだら、どこかを反対側に歪ませるなどして無意識に自動的に無理やり筋肉を硬直させて調整してしまいます。
そこで歪みに気づかずいると、最後は筋肉や関連する関節などが壊れたりするんですね。
とくに上に行けば行くほど調整はシビアになるので、足元の狂いは一番上の首や頭骸骨の大きなずれとなって現れるというわけです。

以上はただ立っているときのお話。

さてずっと立ってる人でも休憩の時は座りますね。

実は寝ても座っていても、足の歪みは姿勢と関係しているのです。

足の裏、特に指が身体のバランスを調整して、人間は初めて正しい姿勢ができるように設計されています。
逆に言うと、指がしっかりと機能していないと、正しい姿勢はとれないのです。

これは、とっさに立ち上がった時に、すぐに体を立てるように、寝ていても座っていても自然と準備をしているためだと、私は考えています。
そうすると立った時にバランスをとるために、歪んだ足やその他の異常部位があったらそれに合わせて前もって歪ませておいて、なるべくスムーズに立って行動できるようにしているという考えです。

実際に立って歪んでいる人は、寝ていても歪んでいますし、そうするとまともに筋肉が使えないので物を持つことが厳しいです。

良くやる検査で寝たとき、座っているとき、立った時で筋肉が検査をしとっさに力が入るか確かめます。
もし力が入らなければ、その人は姿勢がまっすぐでないとみなします。
そこで足裏にテープをしたり、うまくほぐしたりします。
するとたったそれだけで、前よりもはるかに筋肉に力が入るようになります。

私はこれは、体幹の筋肉が使えるようになったとみなしています。

体幹の筋肉は足がちゃんと機能していないと使えないということです。

そして体幹の筋肉が使えないと、力は出ないのです。
細かく言うとめんどくさくなるのですが、それは身体とはそういう風になってるとまずは覚えておいてください。

そして体幹の筋肉が使えるということは姿勢が良くなってきているということになるのです。

つまりつまり、足をちゃんと使えるようになれば、姿勢は良くなるということなんです。

実は足だけですぐに完璧になることが無いので、整体をして足のせいで無理しておかしくなってるところはやっぱり調整しなければいけません。
そして何より、調子が良くなって、また悪くなるのを防ぐという意味でも足のことは忘れてはいけないことなんです。

とりあえず結果足の話を今回しましたが、足の話はしだすと止まらなくなるので、今回はここらへんで。

「自律神経」って何??

今回は自律神経のことに少しふれてみます。

そもそも自律神経って何だか、知らない人多いですよね。

例えば便秘も下痢もいやですよね。その真ん中くらいがちょうど良いです。
例えば、やたら興奮していたり、だるくてやる気が起きなかったり、どちらもいやですよね。やっぱりその真ん中くらいがちょうど良いです。
血糖値が高すぎたり低すぎたり、血圧が高すぎたり低すぎたりするのはどちらも困りますよね。真ん中くらいが調子が良いです。
手汗が多くて困ったり、逆に乾燥してガサガサだったりどちらも不快ですよね。気になってカノジョやカレシと手をつないだりできません。適度がうれしいです。
やたら火照ったり、冷え性だったり、これも非常に困ります。丁度良いところが幸せです。
朝起きれないのも、夜何度も目が覚めたり眠れなかったりも嫌ですね。

だいたい言いたいこと解ってきたと思いますが、つまりはこの、適度に真ん中くらいに保つのが自律神経の役割です。

自律神経には興奮させる、またはアクセル役の分野(交感神経)とリラックスさせる、またはブレーキ役の分野(副交感神経)があって、それらが上手に体の調整を行うことで健康で元気な状態になることができます。

さて首の骨と自律神経の関係ですが、首の一番上の骨はすごく動くようにできていて、実は首の動きはほとんどがこの一番上の骨のみでやっているのです。
この骨の前方には「迷走神経」という名前の神経が通っていて、これが内臓につながっています。役割は、簡単に言うと副交感神経の伝達役で、興奮しすぎないようにブレーキをかけるのにこの神経は重要な役割を持っています。
ところが猫背で顎を突き出す時間が長いと、この迷走神経を首の一番上の骨がぎゅっと圧迫して、脳からの調整の命令がうまく体に伝わらなくなります。
そうすると交感神経が主に強く出てしまい、興奮状態になるのです。

ですから最近少しづつ、首のゆがみ、それを引き起こしている硬さが自律神経失調症の原因だ、と言われだしています。

実際首の一番上の骨を正しい位置に戻し(これを上手にできる人が非常に少ないのが問題なんです。音が鳴ればよいと思って、余計ひどくしてる整体さんがめちゃくちゃ多い!)長く頑張らされてカチカチになった筋肉をほぐしてあげることで、とたんにリラックスして眠くなる人が多いです。

もちろん姿勢が原因ですので、姿勢が正しくなる必要がありますから、そういった意味で長くかかりますが、ケガや病気や投薬が原因でなければ大概の自律神経失調症の人は上手な先生を探すときっと救われると思います。

ちょっと難しかったですが、読んでもらったら自律神経失調も大したことない症状だとわかるのではないでしょうか?

さてさて、ではなぜ姿勢がゆがむのか?

その話題は次回に。

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