皆さんテーピングがとてもよく効くって知ってますか?
施術の際私はキネシオテーピングを施すことが多いのですが、このテーピングはある一定のルールを守れば、誰でも安全に、しかも驚くほどの効果をだすことができるのです。
何故効果が出るのかなどの細かい説明は後にして、実際にあった例をお話します。
これは私の話ですが、
私の息子がまだ保育園児だった頃、生活発表会(学芸会のようなもの)を見に行きました。
保育園の遊技場が狭いため自分の子どもの回が終わると次の回の人と先頭の場所を交代するのですが、息子の回が終わり、すぐに次の人に変わるためにあわてながらしびれた足で無理に立とうとしたときでした。
足元から「ベキッ!」といやな音が。よく見ると自分の足が内側に派手にひねっていたのです。
つまりは捻挫ですね。
だんだんと痛くなってきたのですが、これはテーピングの効果を試すチャンスだと思い、家に帰った後早速検査をして、キネシオテーピングを貼ってみました。
すると足をよほどひねらない限り痛みもないし、抜けていた力がすぐに入るように改善されました。試しに歩いてみましたが、これがあまり痛くない。
もちろん怖いので、無理する気はまったくありませんが、かなり劇的に改善されたのに改めて驚きました。
面白かったのは、2日ほどしてテープの貼り替えをするために剥がしたところ、腫れていた部位にテープが乗っていたところだけが綺麗な肌色なのに、乗っていない場所は赤黒く色が変わっていたところです。
つまりテープの乗っている場所は、内出血が吸収され、被害が広がっていなかったということです。
これはたくさんあるテープの効果のひとつを証明する、とても驚くべき出来事でした。
その後もテープを貼ったまま、おっかなびっくりではありましたが、空手の指導をしたり、家から店までのウオーキングもいつもどおりしていて、そんなに大人しくしていなかったのにも関わらず、一ヵ月後には完治することが出来ました。
いまでも後遺症というか、痛んだり力が入らなかったりということはまったくありません。
このほかにも自分で貼って体験してるからこそ、自身を持ってテープを貼ることができるわけです。
お客さんにも色々な症状で来られた方にテーピングさせてもらってますが、例えば、
四十肩が辛くて来た方は、
検査のあと使えていない筋肉に対してテーピングをすると、ほとんどの方が可動域が改善され、人によって期間は違いますが、まじめに貼り続けていればよほどのことがない限りほぼ完治といえるほど良くなっていきます。
膝が痛い方は、無理をしないことと、テーピングとサラシのコンビネーションで、これもまじめにやれば期間は人によって違いますが、よくなっていきます。
腰痛で動けなくなっても、よほどのことでない限りテーピングをすれば動けるくらいには改善しますし、まじめに通ってもらえばこれもほぼ痛みが出なくなることが良くあります。
ひじが痛い方も、手に力が入らない方も、頭痛の方も、手技だけでは何回も通っても今ひとつだったとしてもテーピングを貼れば驚くほどの改善が見込めます。
では何故これほど効くのか、その種明かしは次回をお楽しみに!