2016年12月の一覧

間違えると身体は壊れます。テーピングの話。

先日、テーピングの間違った使用方法を医療機関・接骨院で施されたお客様が来ました。

1人は捻挫をして、固定テープを長期間貼られたことで、別の部分が痛くなった人。
もう一人は全然関係ない場所に、逆に壊れる貼り方をされた人。

最初の捻挫の方についてですが、まず固定テープは基本的に長期間貼るのはおススメしません。
気を付けて貼っていてもどうしても皮膚を引っ張りその下の筋膜を傷つけることから、ケガをしていないところまで炎症が起こるようです。
スポーツや仕事などで一時的に固定してこれ以上壊れないようにするのには有効ですが、長時間貼るのは回復の邪魔になることから、良くないということを知っていると良いです。
当院では、こういった場合、同じテープと名前がついていますが実は全く別の機能をもった「キネシオテーピング」という方法を使います。
「キネシオテーピング」は伸縮性のある特殊なテープを使うテーピング法です。
血行を回復させ、破壊された繊維は保護し、筋肉を正常に使えるようにすることができるので、スポーツ選手を早期に復帰させています。
先ほどの捻挫のお客様も、このテーピングをすることでバトミントンの試合に無事出ることが出来、しっかりと勝ってきてもらいました。
プレイ中は「全く痛くなかった」そうで、ケガしてからしばらく経っていたこともあったのですが本当に良かったです。
そのお客様は現在テープの交換と筋肉のほぐしをしに何回か通ってくれていますが、テープをしている限りうっ血もなく、かなり楽になっているようです。
診察は病院に行ってもらい、近く「完治」と太鼓判を押してもらえそうです。

つぎに「全然別の場所」に「かえって悪くなる」貼り方をされていた人についてです。
その人は急性腰痛になり、接骨院でキネシオテーピングをされていました。
基本的にキネシオテーピングを習った人は、どの場所に貼るか、いくつかの決められた検査をしてから貼るように指導されます。
ところが検査を一切せずに、腰痛だからと単純に腰に縦に貼っただけのものでした。
あとで書きますが、実はその場所は今回の腰痛とは一切関係ない場所でした。
さてキネシオテーピングを使い筋肉を正常に機能させるのであれば、基本的に貼る場所の皮膚をストレッチしてテープは引っ張らず貼るのが約束です。
これは皮膚が伸びた状態をテープによって保持し、その部分が縮んだときに皮膚が持ち上がることで炎症の熱で癒着した皮膚と筋肉を剥がし、正常な状態に戻していくという仕組みを使うからです。
ところがそのテープは実にしっかりと引っ張ってあって、かえって皮膚の下に圧迫を起こし、筋肉が脱力して腰を支えることができなくなるような異常な状態にしてしまう、つまり益々壊れるように貼っていたのです。
このお客様は、以前から当院を利用していたのですぐにおかしいと感じ、その日のうちに来院されたのです。
検査をしたところ、この人の異常は骨盤と脚をつなぐいくつかの筋肉の付け根と脚の関節に異常があることが分かり、そこにキネシオテーピングを貼ったところ、痛みが大幅に緩和し、動きにも大幅な改善が見られました。
それから現在、数回通ってもらってますが、痛みは回復に向かっていて、そのうちテープ無しでも大丈夫になりそうな状態になっています。

このように、日本では特に医療関係などの専門家と呼ばれる人のテーピングに対する勉強不足が目立つようです。
キネシオテーピングをアメリカなど海外でセミナーを開いている方から聞いた話ですが、海外のほとんどは日本のように保険制度がしっかりしていませんから、医療費が高く、良くならない医者はなかなか商売ができません。だから必死で勉強するそうです。
日本は一度医師免許を取ると基本的に死ぬまで更新もなく、卒業後お客さんを治すような勉強をしなくても医者を名乗れるということも問題点だと聞きました。
アメリカでは年に20時間勉強をすることが義務化され、できなければ医師資格を失うことになるそうです。

これは国の制度の問題によるところが多く、お医者様のせいではないかもしれませんが、患者様はお医者様などの医療機関に良くなりたくて行ってるのですから、ぜひしっかりと勉強をして、ちゃんと治せる人が増えると嬉しいと思います。

緩めるだけでは身体は楽にならない。

私はほぐしで身体を整える整体をしています。

ほぐしとは、簡単に言うと硬くなった筋肉を正常な柔らかい状態に戻すことです。
それによってあちこちの引っ張りが消えて、自然とまっすぐになるという理屈です。

筋肉が硬くなるということは、その場所が縮んで反対側を引っ張っているということです。
すると引っ張られた筋肉はだんだんと伸びてしまい、力が抜けてしまいます。

無理なストレッチをすると、引っ張られすぎて筋肉がダラダラになって力が入らなくなることがあります。
あれは伸ばされすぎると伸びすぎ防止のセンサーが壊れてしまい、力を入れるための機能が破壊されることから来ます。

そういうことで、あまりに長く硬い部分を放っておくと、反対側が伸びてしまい、せっかくほぐしても力が入らないのでバランスがとれず、結局良い姿勢にはならないということです。

これがタイトルの「緩めるだけでは身体は楽にならない」ということの理由です。

整体やマッサージなどの手技では伸びて脱力した筋肉を、何とか使えるようにすることができる人はそんなに多くありません。

私も緩める手技はたくさん知っていますが、緩んでダメになった筋肉を回復する主義はそんなに多く知りません。
またたとえ緩んだ筋肉を回復させたとしても、あくまで一時的で、すぐに戻ってしまうことも知っています。

そこでそういった脱力した筋肉を簡単に正常に機能させる、私が知りうる限りで最高に効果があり、すごく有効な方法を教えます。

それは「キネシオテーピング」を使うことです。

キネシオテーピングは、筋膜をリリースし、神経をほんの少し刺激することで、
〇力が入るようにする=伸びすぎた筋肉を正常に反応させる
〇力みを取る=硬さを取る
〇痛みを緩和する
〇血液・リンパ液などの体液の循環を正常にする=ほてりや部分的な冷えを取る
ことができます。

詳しくはセミナーなどを受けてもらうとして、想像以上に様々な効果が狙えます。
今回のお話のなかでは力が入らなくなった厄介な状態にも効果があり、「伸びきった筋肉を正常な状態にもどす」ことも可能なのです。

ですので当院ではこのキネシオテーピングを良く貼ります。
その効果を知ると、みんな自分でも貼ろうと貼り方を聞いてくれます。
私は何も惜しまず、自分で貼れる所は教えるようにしています。

ですから、当院のお客様の多くは、とても貼るのが上手になっています。

来年以降、このキネシオテーピングのセミナーをたくさん開きたいと思っています。
テキストも協会の作った、かなり良いものがありますし、テープもセミナー代に入ってますのでしっかりと練習もできます。
また開催することになりましたら、このブログなどでお知らせしますので、たくさんの人に来てもらいたいなと思ってます。

 

料金改訂と新メニュー追加のお知らせ

来院のお客様には以前から予告していましたが、2017年1月より、一部メニューの料金が変更になります。
ただ高くなっただけではなく、勉強も進み施術内容もより濃くなって、満足度も高くなりましたので、是非まだの人は一度いらして、そのうえでご了承のほどよろしくお願いします。

また新たに30分の整体メニューも加わります。
こちらは女性スタッフもできて、オイルとセットで効果が高く、単品でもお得で時間のない人にもうれしい効果抜群のメニューとなっています。
軽いコリや疲れの方はきっと驚きますので是非一度試してください。

変更メニュー
60分整体・・・4000円→5000円
30分整体・・・2500円→3000円
テーピング交換・・・500円+材料費→1000円+材料費

追加メニュー
股関節整体(30分)・・・3000円
股関節をほぐし、関節の可動域を広げることで、股関節周りの筋肉に引っ張られていた上半身の筋肉も緩ませることができます。
その結果、足が上げやすくなるのは当たり前で、腕が軽く上がるようになったり、腰を回すときの突っ張りが減ったり無くなったりします。即効性の高い施術で短時間で身体が軽くなります。
首や肩のほぐしも同時に行うので、痛みが無いコリやハリでしたらこの施療で十分満足できると思います。
女性スタッフがメインで、もちろん院長も施術できますので、女性の方は安心して受けてください。
オイルメニューと併せてされることを想定して作ったメニューですので、できればオイルとセットで受けられることをお勧めします(以前試験的にやらせてもらいましたが、併せたほうがもちろん断然楽になると好評です)。

さらに1月いっぱいはお年玉企画で、お得になってます。
その情報は年始に載せますので、楽しみにしていてくださいね(^^)。

 

 

整体は感動があるものが良い!

最近私が施術していて思うのが、整体は感動を伴うものが良いということです。

整体をしていて特に気を付けているのが、施術前と施術後を比べてもらうようにすることです。
そうすることで、どれほど回復したかが分かるだけでなく、今までいかに無理なことをしなければ生活できなかったかを知ってもらうことができます。

身体が調子が悪い時、細菌感染や遺伝性などの「病気」でなければ必ず皮膚・筋肉・骨格といったどれかに異常な状態が見つかります。
そしてそれらを正常な状態に近づけることで、驚くほど動けるようになったり、悩んでいた身体の不調が消えたりします。

その時にすごいと感動してもらい、もっと楽になれるという実感を持ってもらうことで、希望が湧き、勇気が湧き、頑張ろうという意欲がでるのです。

普通に生活していて、身体が楽なほうがはるかに楽しいです。
それをあきらめかけている人に、一筋の光明を見せることが、とても大切な仕事だと思っています。

歩きにくく、立つのも困難な人が、筋肉をほぐし、癒着していると思われる筋膜を開放し、その結果関節の負担が減り筋肉がちゃんと使えるようになれば、それだけで動けるようになり、立って歩こうと頑張ることができるようになります。

そのとき必ず人は感動し、涙を流す人までいます。

そんな感動を与えることができる仕事に大きな誇りをもてるように、常に勉強して頑張ろうと思います。

なぜ姿勢がゆがむのか?根本的にそれが分からないと良くならないんじゃないの?

さてさて、なぜ姿勢がゆがむのか?

今回はその話をしていきましょう。

これには諸説あってどれが本当だとはっきり言えないかもしれませんが、当院でやってみての事実を一つ。

ずばり足の裏にテープをすると、いきなり姿勢が良くなりだす人が多いです。

これはどういうことかと一番下が歪んでいれば、上も歪むということなんです。
歪むという感じは、家なんかを考えると分かり易いかもですね。

何本かある柱が、立った一本だけ 地面から離れていたとします。
そうすると最初は気にならなくても、日を追うごとに家の重みでそちらに傾いてきます。
壁が割れてきて床が斜めになり、くらくらめまいがすることも。
そこでジャッキで上げて柱の長さを調整します。
そうすると傾きが無くなるので、壁がそれ以上割れなくなるし、めまいも止まりますね。
壁だけの修復だけではどうにもならないのはすぐにわかると思います。

それと同じです。
ただ身体は、どこかが歪んだら、どこかを反対側に歪ませるなどして無意識に自動的に無理やり筋肉を硬直させて調整してしまいます。
そこで歪みに気づかずいると、最後は筋肉や関連する関節などが壊れたりするんですね。
とくに上に行けば行くほど調整はシビアになるので、足元の狂いは一番上の首や頭骸骨の大きなずれとなって現れるというわけです。

以上はただ立っているときのお話。

さてずっと立ってる人でも休憩の時は座りますね。

実は寝ても座っていても、足の歪みは姿勢と関係しているのです。

足の裏、特に指が身体のバランスを調整して、人間は初めて正しい姿勢ができるように設計されています。
逆に言うと、指がしっかりと機能していないと、正しい姿勢はとれないのです。

これは、とっさに立ち上がった時に、すぐに体を立てるように、寝ていても座っていても自然と準備をしているためだと、私は考えています。
そうすると立った時にバランスをとるために、歪んだ足やその他の異常部位があったらそれに合わせて前もって歪ませておいて、なるべくスムーズに立って行動できるようにしているという考えです。

実際に立って歪んでいる人は、寝ていても歪んでいますし、そうするとまともに筋肉が使えないので物を持つことが厳しいです。

良くやる検査で寝たとき、座っているとき、立った時で筋肉が検査をしとっさに力が入るか確かめます。
もし力が入らなければ、その人は姿勢がまっすぐでないとみなします。
そこで足裏にテープをしたり、うまくほぐしたりします。
するとたったそれだけで、前よりもはるかに筋肉に力が入るようになります。

私はこれは、体幹の筋肉が使えるようになったとみなしています。

体幹の筋肉は足がちゃんと機能していないと使えないということです。

そして体幹の筋肉が使えないと、力は出ないのです。
細かく言うとめんどくさくなるのですが、それは身体とはそういう風になってるとまずは覚えておいてください。

そして体幹の筋肉が使えるということは姿勢が良くなってきているということになるのです。

つまりつまり、足をちゃんと使えるようになれば、姿勢は良くなるということなんです。

実は足だけですぐに完璧になることが無いので、整体をして足のせいで無理しておかしくなってるところはやっぱり調整しなければいけません。
そして何より、調子が良くなって、また悪くなるのを防ぐという意味でも足のことは忘れてはいけないことなんです。

とりあえず結果足の話を今回しましたが、足の話はしだすと止まらなくなるので、今回はここらへんで。

「自律神経」って何??

今回は自律神経のことに少しふれてみます。

そもそも自律神経って何だか、知らない人多いですよね。

例えば便秘も下痢もいやですよね。その真ん中くらいがちょうど良いです。
例えば、やたら興奮していたり、だるくてやる気が起きなかったり、どちらもいやですよね。やっぱりその真ん中くらいがちょうど良いです。
血糖値が高すぎたり低すぎたり、血圧が高すぎたり低すぎたりするのはどちらも困りますよね。真ん中くらいが調子が良いです。
手汗が多くて困ったり、逆に乾燥してガサガサだったりどちらも不快ですよね。気になってカノジョやカレシと手をつないだりできません。適度がうれしいです。
やたら火照ったり、冷え性だったり、これも非常に困ります。丁度良いところが幸せです。
朝起きれないのも、夜何度も目が覚めたり眠れなかったりも嫌ですね。

だいたい言いたいこと解ってきたと思いますが、つまりはこの、適度に真ん中くらいに保つのが自律神経の役割です。

自律神経には興奮させる、またはアクセル役の分野(交感神経)とリラックスさせる、またはブレーキ役の分野(副交感神経)があって、それらが上手に体の調整を行うことで健康で元気な状態になることができます。

さて首の骨と自律神経の関係ですが、首の一番上の骨はすごく動くようにできていて、実は首の動きはほとんどがこの一番上の骨のみでやっているのです。
この骨の前方には「迷走神経」という名前の神経が通っていて、これが内臓につながっています。役割は、簡単に言うと副交感神経の伝達役で、興奮しすぎないようにブレーキをかけるのにこの神経は重要な役割を持っています。
ところが猫背で顎を突き出す時間が長いと、この迷走神経を首の一番上の骨がぎゅっと圧迫して、脳からの調整の命令がうまく体に伝わらなくなります。
そうすると交感神経が主に強く出てしまい、興奮状態になるのです。

ですから最近少しづつ、首のゆがみ、それを引き起こしている硬さが自律神経失調症の原因だ、と言われだしています。

実際首の一番上の骨を正しい位置に戻し(これを上手にできる人が非常に少ないのが問題なんです。音が鳴ればよいと思って、余計ひどくしてる整体さんがめちゃくちゃ多い!)長く頑張らされてカチカチになった筋肉をほぐしてあげることで、とたんにリラックスして眠くなる人が多いです。

もちろん姿勢が原因ですので、姿勢が正しくなる必要がありますから、そういった意味で長くかかりますが、ケガや病気や投薬が原因でなければ大概の自律神経失調症の人は上手な先生を探すときっと救われると思います。

ちょっと難しかったですが、読んでもらったら自律神経失調も大したことない症状だとわかるのではないでしょうか?

さてさて、ではなぜ姿勢がゆがむのか?

その話題は次回に。

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